色名の表現法 9

系統色名でも、「ライトブルー」や「ヴィヴィッドグリーン」などはかなりよく使われている英色名です。


「ピンクがかった赤」だとか「赤味オレンジ」というような、和英混合の系統色名もよく使われているので、ひとつの色の呼び方について、系統色名だけでも相当の数になってしまうのは当然なのです。


固有色名にもいろいろな英語が使われはじめています。


特に「ピンク」がつく色名は、「桜色」「桃色」などの在来の色名よりも、ずっと一般的な色名になっています。


明るい黄系の色を指す時には、「卵色」というよりも「クリーム」と呼ぶ人が多いということもわかります。


ありふれた色でも英語の色名で呼びかえることによって、その色が近代的な、しゃれた色に生まれかわることが期待されているのだとしたら、日本は21世紀を迎えた現在も、依然として「言霊の幸う国」です。

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