役立つかもしれないです・・・その2
スクリン線数
製版用スクリンの目の細かさを示す数字のことです。
コンタクトスクリンやコンベンショナルグラビア用の白線スクリンの精粗を示すのに用いられます。
具体的には、スクリンの1インチまたは1cmの幅の中に入る線や点の数をスクリン線数とする。
網点階調を持っ、製版に使う中間フィルムや印刷物の場合も同様です。
我が国や諸外国では、1インチ中にある線や点の数をスクリン線数とすることが多い。
1インチ中に150の線や点がある場合には、1501inelinchと表せばよいが、省略して単に150線ということが多いです。
ドイツだけはメートルシステムで、1cm中の線数で示します。
網点階調の印刷物を作る場合、コンタクトスクリンのスクリン線数の多い(できる網点*は細かくなる)ほうが、原稿の調子をよく再現できるわけであるが、使用する版の形式や印刷用紙(被印刷体)、印刷機械の精度、印刷効果などを考慮して、スクリン線数を選ばなければならない。
不必要に細かいスクリンを用いても、必ずしも良い印刷物が得られるとは限りません。
一般に凸版*では150線以下が用いられ、グラビア*では150~175線が多く、平版*では150~175線が多く用いられます。
また、新聞や雑誌のように表面の粗い印刷用紙を使う場合には、粗いスクリン(65~80線)を用い、アート紙*のような表面の滑らかな紙の場合には、細かいスクリン(平版では175線くらい)が多く用いられます。
スクリン印刷に用いられる紗(しゃ)も線数で表します。
これも、スクリン線数と同じ単位で示します。